アメリカ娘の邦楽ライブ&オーディオコンサート
(リターンマッチ)の記録

 

懸念していた通り、雪の朝である。
夜半から積り始め庭は早や5センチの積雪。尤も幹線道路での車走行は何とかなる。

前年9月30日は台風接近で中止の羽目に。
予報通リあの日の夜、電車は全て運休、家がみしみし悲鳴を挙げる猛烈台風となった。中止連絡の手立てはしたものの30名程のお客様がいらして再演の声を強く感じた。

今回もまさかの悪天候。どうやら台風娘と雪男がAAFCにいるらしい?

終演後の打ち上げは全て中止として、何とかコンサートだけは実行することにした。想定外のこととて演奏者、会員への連絡の慌ただしいこと・・

9時半過ぎ 和室控え室に演奏者と補助の方が早々にいらっしゃる。

10時半には2部で使用するオーディオ機材を雪の中苦戦して搬入終了。
会員全員が集結して朝礼。
アビスタは雪のため閑散と静まりかえっている。

12時前にホール開場。機材搬入、会場設営。2台の箏や、演奏者の位置決め
スポット照明のテストと忙しいこと。

箏、三味線、尺八の音出しで 録音班がこれは生音に限ると即断。マイクロフォンは使用しないことで演奏者の了解を頂く。

オーディオ機器は搬入がやっと。演奏者はぎりぎり迄音合わせに余念が無い。

ホール開場は1時 雪の中お客様がボチボチ。開演の1時半には会員を含めて90名の参加。雪のなか足を運んで頂き有難い。

第一部
司会と挨拶も早々に。暗い舞台に箏と演奏者が待っている。尺八が背後から舞台に向かう。スポットを浴びて・・
尺八の音色の幽玄なこと。尺八が舞台に上がると今度はスポットを浴びた篠笛が背後から現れる。
箏が入り三名が明るい舞台に揃う。宮城道夫のさくらが流れて一挙に引きつけてさあさあの開演!!

これからはコリーンさんが進行役、優れたエンターテナーでもある。
因みに彼女はテレビ東京で前年4月と12月、前日8日にも放映紹介されている。

箏の紹介 特別出演 樹本佳保里さんが一七弦で演奏。厚みのある響きはコリーンさんの作曲による「蒙古の馬」。草原と青空と風を感ずる。凛とした樹本さんの佇まいが印象的。

尺八の紹介 友情出演 森 維久山さんが正座して演奏。深遠な音色に聴き惚れてしまった。

最後はコリーンさんの三味線の紹介。三味線の魅力を次々ご披露。お客様の声も得て盛り上がる。

次いで合奏曲が三曲。最後はなんとイングランド民謡「スカーバラ・フェア」を邦楽のバックに会場全員で合唱。楽しいフィナーレとなる。

第二部  
演奏者との写真撮影、サインなど一部の余韻が冷めやらぬなか、60名程が残りオーディオコンサートがスタート。
今回のテーマは「真空管アンプとラズパイオーディオを使用した装置での再生」
音源はLPとラズパイ。アンプはマッキンMC30×2。SPはビクターS-3000S。

担当は鳥居会員。
前半出だしはLP。パイヤール指揮のバッハ「音楽の捧げもの」、パッヘルベルの「カノン」からスタート。パイヤールの名盤は典雅で美しい。弦の響きも快い。

次いでクラシックの名演、名録音盤を次々に鳴らす。JAZZ、Jポップと飽きさせない。
次いでラズパイ。各種ソースをアップサンプリングしたハイレゾ音源。静謐感と音の立ち上がりは流石である。
今回SPは従来のタンノイモニター215あるいはGRFメモリーに変えビクターモニターを新たに使用してみた。30センチウーハー同軸2WAYの初登場。

通りが良い高域、引き締まった音は従来と趣を異にして感想は多種多様であった。
今回 セッティング、音出しの時間がほとんど取れなかったが 高度な鳥居会員の技術力、選曲、解説が最後まで光った1時間余のオーディオコンサートであった。

幸い雪はほぼ上がり撤収を急ぐ。
打ち上げ会はどうしてもの有志だけで行うことに。
それでも13名が集まり、一度はキャンセルした「はな膳」で話が弾んだ。

終わり   

開 催 日
会    場
執  筆

2019年2月9日

アビスタ 1階 大ホール
脇田