第11回 オペラ鑑賞会
2008/08/16AAFC Opera 資料
担当 : 佐藤 久男


8月16日、久寺家近隣センターで7名の参加を得て開催した。
2名の女性会員の参加もあり、いつものようにワインなどのアルコールを飲みながら、ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」を鑑賞した。
ワーグナーは今回が初めてで、彼の初期の名作を日本人指揮者、大野和士、ベルギー王立モネ劇場の上演で鑑賞した。
コンピューターグラフィックの専門家の演出は暗い背景を有効に使い悲恋物語を抽象的に描き出していた。
大野の指揮も、オケもワーグナーの音楽を適切に表現して味のある舞台を表現していた。


ワーグナー 歌劇 「さまよえるオランダ人」



原  作  ハイネ フォン・シュナーベレヴォプスキ氏の回想
      ハウフ 幽霊船の物語
台  本  上記作品より ワーグナーが台本
作曲年  1841〜42、改訂 1846,1852
初  演  1843 ドレスデン

演  奏

オランダ人 : エギルス・シリンス
ゼンタ    : アニヤ・カンペ
ダーラント : アルフレート・ライター
エリック   : トルステン・ケルル
マリー    : ジャクリーヌ・ヴァン・クァイユ
舵取り   : イェルク・シュナイダー


合  唱   : 王立モネ劇場合唱団
管弦楽   : 王立モネ劇場管弦楽団
指  揮   : 大野和士
演  出   : ギー・カシアス
収  録   : 2005年12月20日、ベルギー王立モネ劇場

<あらすじ>

貞節を捧げる女性が現れるまでは海上をさまよわなければと、呪いを
かけられたオランダ人の船長は、ノルウェー 船のダーラントの娘ゼンタ
にそれを見出す。
彼女はいいなずけのエリックをも振り切ってオランダ人への貞節を死に
よって示し、オランダ船は難破して、純愛は天国によって成立する。

以  上