AAFC

第5回オーディオクリニック レポート
(久寺家地区センターでの分科会)

2017年9月10日

分科会資料
Dr:鳥居 康信
編集:脇田 隆夫

 

今回の対象

高橋会員所有 往年の誉れ髙き名器 JBLのアンプ2台 
どんな方が使っているのだろうと、ため息をついて雑誌を眺めていた記憶がある。

JBL SG520  コントロールアンプ

回転式のつまみは無く、ストレートライン式コントロール+プッシュ式SW
1KHzのテストトーン発振器が内蔵されている。
1970年頃 268,000円

JBL SE400S  トランジスターパワーアンプ

出力40W×2 小型ながらずっしりと重く気品ある宝石箱の如し。
1970年頃 178,000円

診断作業

鳥居会員は各種測定器持参。全員で15名出席しており質問が飛び交う中、手慣れた手順で説明を加えながら淡々と診断作業を続ける。大したものだ。
ターミナルの接触不良、左右バランス偏差、フォノイコライザーの偏差もみられたが重篤な症状は認められず、パワーアンプSE400Sを持ち帰りOffset電圧の調整をすることになる。

 

試聴

高橋会員持参のLPをかける。GRFメモリーから ごりっと押し出しの強い音が流れる。
針先の汚れか、カートリッジのせいか、高音がビリつく。 
各種CDをかける。のびのびと鳴りだした。長期間通電していなかった為か、次第に名器の片鱗を漂わせ始める。しかし早くも16時を過ぎ、惜しくも閉会となった。

サービスレポート・回路図など添えます

サービスレポートはこちら

JBL SG520の資料はこちら

JBL SE400S SE408Sの資料はこちら

以上     

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